1級の部、2級の部 アベック優勝

11月6日 東京都立城東職業能力開発センターにおいて第10回木工塗装技能コンクールが開催されました。規定課題は「染色ラッカー艶ありタンポ擦り仕上げ」であり、見本板をもとに塗装工程を想像して忠実に仕上げていきます。自由課題は昨年と同じ「けん玉」でした。規定課題では残念ながら入賞を逃しましたが、自由課題1級の部では昨年の古川愛実に続き工場長の目黒大祐が優勝し、自由課題2級の部でも吉田博が優勝しました。業界紙である「塗料界新報」で下記のような講評が紹介されました。


1級の自由課題で優勝した目黒さんの作品は、玉の部分に紅葉を幾つも重ねて描き、皿胴の部分は色づき始めた葉を、皿の部分はまだ色づいていない葉を、けんには樹幹を描きこむという、手間暇を掛けた美しい作品。季節感も評価された。2級の自由課題で優勝した吉田さんの作品は「宇宙」。玉の部分に惑星のような円が描かれ、その廻りを覆う漆黒に細かな星々や惑星が浮かぶ。2級のなかではもっとも手の込んだ作品だった。


木工塗装は天然の木が相手。技術と経験を積み上げていくのは当然のことですが、感性レベルを磨き上げることも同じように大切です。色付きはじめた紅葉を表現した目黒の作品、漆黒の宇宙に浮かぶ惑星を描いた吉田の作品、共に素晴らしい発想でした。次回のコンクールも入賞目指して頑張ってほしいものです。